広島大学にある本格的な多目的ホール

こんにちは。
なんだかいつまでも寒いですね。

3月11日に起きた地震の影響で、需要があがったものや、
工場の被害などで生産が難しくなったものなど、いろいろ
あるようですが、例えば無洗米は需要があがったもののひとつだそうです。

無洗米の普及は、1990年ごろとされています。
食品産業総合機械および食品のメーカーであるサタケ株式会社などが
とがなくてもいいくらい糠をきっちり取る精米機を開発し、
無洗米は生協などを中心に広まっていきました。
今ではスーパーマーケットでもお米のうち、半分くらいは無洗米なんじゃ
ないでしょうか?

上記のサタケ株式会社は、広島に本社を置く企業なのですが、
広島大学にはなんとサタケの名を冠したコンサートホールがあるんです。
それも、音響設備やオーケストラピットを備えた本格的なもので、
国立大学では初だったのだそう。

1999年、創立50周年を記念してメモリアルホールの建設が計画され、
卒業生や地元企業などから寄付を集めたものの、なかなか目標額に
達せず、困っていたところ、地元企業であるサタケから、
地域住民に広く開放することを条件に、総事業費約15億円のうち約7億円を
サタケが援助する、という申し出があったのだとか。
すっごい額の援助ですね!

もちろんサタケ以外にも、福山通運株式会社小丸法之社長を始め、
多くの方から寄付があったのだそうです。

大学の行事はもちろん、地元団体の講演会及び研究会、
国際会議など、様々な用途に利用されているのだそう。

ちなみに2003年6月1日には、ホールの落成記念として、オペラ・椿姫が
上映されたのだとか。
椿姫は私の憧れのオペラ。
一度は、このホールみたいな本格的なところで観賞してみたいものです。